妊娠中の夫婦が用意しておくべき防災グッズや対策
8月6日の16時43分ごろ、宮崎県の日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。この地震を受けて、気象庁から南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表され、多くの方が緊急事態への備えを再確認するきっかけとなりました。特に妊娠中の夫婦にとって、防災対策は非常に大切です。この記事では、妊娠中の夫婦が一緒に準備していくべき防災グッズや対策についてお話しします。
1. 必要な防災グッズのリスト
1.1. 母子手帳・健康保険証 まずは、母子手帳や健康保険証を忘れずに準備しましょう。妊婦健診の情報や緊急時の医療情報が記載されているので、これらは非常時にも安心感を与えてくれます。
1.2. 常備薬とサプリメント 妊娠中に特別な薬やサプリメントを服用している場合、それらを十分な量で用意しておくことが大切です。少なくとも1週間分を確保しておくと、安心ですね。
1.3. 食料・水 栄養バランスの良い食品や十分な飲料水も欠かせません。妊婦さんには特に栄養が重要ですので、常温で保存できる栄養価の高い食品や水を確保しておきましょう。水は1日あたり3リットルを目安に、最低でも3日分を一緒に準備しておくと良いでしょう。
1.4. 衛生用品 衛生を保つためのグッズも大切です。ウェットティッシュや除菌ジェル、使い捨てマスク、ゴミ袋などを揃えて、清潔な環境を維持できるようにしましょう。
1.5. 着替えと防寒具 避難所では必要な衣類がすぐに手に入らないこともありますので、季節に応じた着替えや防寒具を準備しておくと安心です。
1.6. 簡易トイレやサニタリーパッド 避難生活が長引く場合に備えて、簡易トイレや生理用品、サニタリーパッドも忘れずに準備しておきましょう。特に妊娠後期にはトイレの回数が増えることがあるので、念のために備えておくと心強いです。
2. 妊娠中の防災対策
2.1. 避難場所と連絡手段の確認 まずは、住んでいる地域の避難場所を確認しておきましょう。家族や友人と緊急時の連絡方法や集合場所も話し合っておくと安心です。携帯電話の充電器やモバイルバッテリーも忘れずに準備しておくと良いですね。
2.2. 家の安全対策 家具の転倒防止やガラスの飛散防止フィルムを貼るなど、家の中の安全対策も一緒に見直してみましょう。特に、重たい家具や家電が倒れるリスクを考えて、安全な配置や固定を心がけたいですね。
2.3. 緊急時の医療機関の確認 緊急時にどの病院に避難すべきかを事前に確認しておくと、いざという時に心強いです。また、かかりつけの産婦人科や助産師さんと、緊急時の対応について事前に相談しておくとさらに安心です。
2.4. 自分の身体のケア 妊娠中は特にストレスがかかりやすいので、リラックスできる方法を見つけておくことが大切です。地震が発生した後も、心身の健康を保つためにリラックスできる時間を作ることが大切です。
3. 最後に
妊娠中の防災対策で気をつけたいポイント:私たちの経験から
防災対策を考える際、私たちはまず「必要以上にパニックにならないこと」を心がけました。過去に食料品や水の買い占めが起きましたが、私たち自身の行動が他の人々にどう影響するかを考えることが重要です。さらに、部屋には物を置かず、通路が塞がれないよう配慮しています。意外なことに、避難場所が自宅の近くにあったため、妊婦である妻の移動にも安心感を持てました。
今回の地震は、私たちに日常からの防災意識の重要性を改めて考える機会となりました。特に妊娠中の夫婦にとって、防災対策は自分たちとこれから生まれてくる赤ちゃんの命を守るために欠かせません。日常から防災グッズを準備し、適切な対策を一緒に進めることで、万が一の事態にも冷静に対応できるようにしていきましょう。家族の安全を第一に考え、皆でしっかりと備えを整えていきましょう。
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